観光客もびっくり!?外国人が驚く日本の文化

1ハレ

「晴れ舞台」「晴れの日」など、「ハレ」という言葉には肯定的な印象がついてまわります。

元々は「非日常」と「日常」、式典などの祭祀と普段の生活を区別する際に用いられる概念です。

大人しいと思われがちな日本人が、祭りなどで盛り上がるのもこのためです。

「ハレとケ」の文化には、メリハリを大事にする国民性が表れているといえます。

 

2:温泉

東京 日帰り温泉

ほとんどの日本人にとって身近な温泉ですが、驚きをもって受け止める外国人も少なくありません。それは、文字通り一糸まとわず湯に浸かる習慣があるからです。

海外にも温泉はありますが、多くの場合水着着用必須。

日本に移住したあとも中々馴染めないとの声もきかれます。

また、多くの場所でタトゥーが禁止であることも、驚かれることのひとつです。

温泉に挑戦したいという外国人観光客の方には、タトゥーOKの温泉や、他人の目を気にしなくても良い貸切温泉などをご案内すると喜ばれるでしょう。

温泉の入り方、英語でどう説明する?

海外から友人が遊びに来たとき、外国人観光客のご案内をするときなど、日本の温泉マナーや入り方を、英語でどう説明すればいいのか、脱衣所から入浴まで丁寧に解説していきます。

3:はんこ文化

国内で仕事や契約、何かの手続きを行うとなるとほぼ必須なのが「はんこ」です。

日本人にとっては日常的な光景ですが、サイン文化の国から来日された方は驚くでしょう。

お土産用に自身の名前の入った「はんこ」を制作することもできるので、外国人観光客を案内する際、ご提案してみてはどうでしょうか。

 

4:おもてなし

五輪招致にあたっても取り上げられた、日本を代表する文化のひとつです。

日常生活において「おもてなしの精神」を意識することは少ないですが、それも私たち日本人が当たり前のように接してきたからだといえます。

笑顔を心がけた接客、かゆい所に手が届くようなきめ細かいサービスは、世界に誇れる日本の魅力だといえるでしょう。

 

おもてなし、ホスピタリティとは?

ホスピタリティとは?意味や事例、身につけるための心構えや活かせる仕事など

ホスピタリティとは何か、その意味や歴史、ホスピタリティを身につけて実践するための心構え、ホスピタリティを活かせる仕事などをご紹介します。

5:お歯黒

現代において見かける事はありませんが、かつて日本では「歯を黒く染めた女性」が美しいとされた時代がありました。

日本に詳しい方でも知っている方は少なく、歴史が好きな外国人の方には、ぜひお伝えしましょう。

1000年以上続いた由緒ある伝統であり、今は歌舞伎でのみ目にすることができます。

 

6:わびさび

「わびさび」とは、日本独自の美意識を端的に表した言葉です。

「不完全だからこその美」、「枯れたものや古びたものの趣」などと例えられます。

 

外国人にもよく知られている茶道や盆栽、日本庭園など伝統あるものには例外なく「わびさびの精神」が取り入れられています。

ご説明が難しい事柄ですが、間違いなく日本人にとって大切な文化のひとつです。

 

おわりに

 

2000年を超える歴史を持つ日本。島国であることも相まって、独自の文化が形成されてきました。

そんな日本の文化に触れるため、毎年何千万人もの観光客が来日しています。

 

しかし日本人として暮らしていると、どこが驚きをもって受け止められるか、分かりづらい面もありますよね。

自信を持ってお伝えできるよう、「外から見た日本」について普段から学んでおきましょう!