■健康になるための3大要素②「運動」
健康のためには運動が大切とよく聞きますが、その理由は主に4つあります。
心臓や肺の機能向上
血管を丈夫にする
免疫力・自然治癒力の向上
筋肉と骨を丈夫にする
一つずつ簡単にお伝えします。
<①心臓や肺の機能向上>
脂肪を減らし筋肉量を増やすことによって、健康的な身体や肌を保つことができます。
<②血管を丈夫にする>
実は栄養素は血管を通して運ばれています。
血管が弱まってしまうと老化の速度が早まりますが、運動をすることにより停滞しがちな老廃物の流れをスムーズにすることができます。
<③免疫力・自然治癒力の向上>
適度な負荷で運動をすることにより、免疫力・自然治癒力を高め、風邪などのウイルスからも身体を守ることができます。
<④筋肉と骨を丈夫にする>
身体を支えているのは筋肉と骨ですが、年齢を重ねるごとに筋肉量は減り骨の強度がもどんどんと低下します。運動することによりこれらの低下を防ぐこと遅らせることができます。
運動にはこれらの効果がありますが、運動には「無酸素運動」と「有酸素運動」があり、これら2つを組み合わせることが健康な身体づくりに大切なことです。
<無酸素運動>
無酸素運動を行う目的は「基礎代謝を上げ、筋肉量を増やすこと」です。
重い物などを一瞬で持ち上げたり、瞬発的な動きをするトレーニングが一般的であり、主に重量挙げなどの負荷のある筋肉トレーニングが無酸素運動に当たります。また、無酸素運動で主に使われるのは糖です。
<有酸素運動>
有酸素運動を行う目的は「持久力を高め、体脂肪率を減少させること」です。
筋肉内に発生した乳酸を酸素が分解するため、長時間の運動が可能であり主なトレーニングは、ジョギングやマラソン・水泳(長距離をゆっくり泳ぐ)などが有酸素運動に当たります。また、有酸素運動は無酸素運動に比べてで主に使われるのは脂肪が多く使われます。
2つの運動を上手く組み合わせて健康を維持出来るように努力しましょう。