■健康になるための3大要素③「休養」
健康のためには休養も必要です。
休養とは主に「疲れた身体を休めること」と「明日への活力を養うこと」です。
明日への活力を養うとは、何か夢中になって楽しく過ごせることを見つけるのが一番おすすめです。例え身体を動かしていて肉体的に疲労することであっても、時にそれが心地よく感じるようなことは何物にもかえられない休養の一つとなります。
今回は休養と聞いたら最初に思いつきそうな事柄である「睡眠」について少しお話していきたいと思います。
睡眠が大切なことは私たちの誰もが実感していることかと思いますが、主に「疲労回復」「免疫力の向上」「肌の新陳代謝」についてお伝えします。
<睡眠による「疲労回復」>
身体にもそうですし脳を休める為にも睡眠は必要不可欠です。
しっかりと眠ることにより大脳は休息しながらもその機能を調整して、翌日から再び正常な指令を全身に送ることができるようになります。
睡眠不足が続くと、大脳が休息できないので疲労回復できず、感情のコントロールが効かなくなるなどの障害が起きます。頭痛・全身の怠さ・集中力の低下などの症状も出てきます。
<睡眠による「免疫力の向上」>
風邪などをひいた時には「よく寝ること!」と言われますがまさにその通りであり、私たちは睡眠中に免疫力が高まり病気を治そうとする自然治癒力が働きます。睡眠不足の時は逆に身体の免疫が低下しますので、風邪の菌などに対する抵抗力が弱まり病気をしやすくなりますので注意しましょう。
<睡眠による「肌の新陳代謝」>
私たちの肌は睡眠中に美しくなるといわれていますが、その理由は肌の細胞分裂が行われることに深く関係している成長ホルモンの分泌が、睡眠中に高まるためです。
よく成長ホルモンが一番分泌されるのは夜10時~深夜2時などと言われ、肌のゴールデンタイムと言われていますね。現代人ではこの時間に寝ることは難しいかと思いますが、肌をキレイに保つためにも睡眠はしっかりととる様にしましょう。